前へ
次へ

寺子屋式国語教育の復活

江戸時代、寺子屋という庶民が学ぶ学校がありました。そこでは、読み回そろばんが重点的に教えられていて、その御蔭で日本人は世界的に高いレベルの識字率を維持することができていたということがわかっています。昨今、日本の小学校では英語教育やコンピューターを使う授業が重視されるようになり、国語や算数の時間が削られているといいます。これは、由々しきことであって感化することができません。ただでさえ小学校の授業内容というのは、年々内容が薄くなってきてしまっていることが懸念されています。そこへ来て、国際人を育てるだかなんだか知りませんが、英語の授業に時間が割かれるようになってしまいました。小学校で学んでいた漢字の数が減らされ、さらには小学生がしっておくべき文学作品もかなり削られています。このような時代だからこそ、将来的な日本の発展を考えるのであれば、寺子屋式の教育を見直す必要があるのではないかと強く考えるようになりました。

Page Top